芝浦まつりは、御田八幡神社の祭礼に端を発し、街ぐるみのお祭りに発展したものです。当初、同神社の祭礼で芝浦三・四丁目町会主催による盆踊り大会が行われていました。しかし、盆踊りだけでは寂しい、芝浦地域の子供や町内の人たち皆んなが楽しめる『ふるさと祭り』として賑やかにしたいという声があがり、商店会に相談が持ちこまれました。 そこで、五代目の芝浦商店会会長に就任した下山正氏が役員と相談の上、地元の皆様への日頃の謝恩もかねて協力しましょうと『芝浦まつり』の構想を具体化し スタートしたものです。そして、回数を重ねるごとに毎年新しい企画を加え、試行錯誤を得て今日の賑やかなお祭りへと育ってきました。現在では、商店会の 『豊かな心のふれあう街』、町会の『心のふるさとやすらぎの街』を基本テーマにして、町会、商店会が一体となって協力し、港区内でも注目される夏祭りとし て、年ごとに人出も増え盛大なお祭りへと発展してきました。